産後のケアや痔で座ることに悩んでおられる方に円座クッションがよいと好評ですが、果たして安心して使えるものか購入を考えている方ならば気になると思います。
本記事は円座クッションを使うときのデメリットと使ってどういう産後ケアや快適なデスクワークそして日常生活が送れるのかわかりやすくお伝えしていきます。
円座クッションの5つのデメリット
円座クッションはすぐれた機能がありますが注意が必要なところもあります。
血流が悪くなる場合がある
痔などの場合に真ん中が空いた円座クッションを使うことで、患部があたらないようにすることで軽減できますが逆に患部の周りの部分が圧迫されて血流が悪くなることがあります。
床ずれによくない
血流が悪くなるのと同様に円座クッションに体重がかけられると、真ん中の空いた部分に押された皮膚は突っ張った状態になります。
患部に重みが加わるとさらに皮膚と内部組織も引っ張られて骨と皮膚の間で押しつぶされて、血流が悪くなり床ずれを発生させたり悪化させる可能性もあるので注意が必要です。
骨盤が傾きやすくなる
円座クッションは座った時にお尻にピタッとフィットすれば患部への負担を減らせますが、真ん中が空いているので座ったときの位置が左右にずれていると骨盤が傾く原因になりやすいので、しっかり位置を決めて座ることが大事です。
使いにくさもあり
円座クッションは他のクッションと同様に椅子に敷いて使う場合は、高さの調節が必要である。
丸型であるため座るポジシニングなどで他のクッションより使いづらい場合もあります。
高反発クッションと低反発クッションそれぞれのデメリット
高反発クッション ➡ 低反発製に比べてラインナップが少なく価格も高い。
低反発クッション ➡ 通気性が悪く蒸れやすい傾向がある。
痔や腰痛目的の場合は使用する前に医師に相談してから使用することをおすすめします。
円座クッションの特徴と使い方は?
円座クッションは丸型で真ん中に穴が空いていて患部への負担をやわらげ骨盤をしっかり保持し、正しい姿勢の保持を行うクッションです。
円座クッションは大きく分けて種類が、ふんわりと柔らかめで座り心地がよく座った時に沈み込みが深くなる低反発タイプと、高密度のウレタンが詰められていて骨盤をしっかり支え座った時にも沈み込みが浅い高反発タイプがあります。
正しい使い方
●床や椅子に座るときに背中、お尻、かかとなどの骨にあたる部分を真ん中の空いたところにあてれば圧がかかりません。
●痛みがあるところも真ん中の穴の空いたところに合わせれば、痛みを防げます。
●お尻の仙骨部分を穴に沈み込むように座れば、正しい姿勢保持となり長時間の坐位でも身体への負担が減ります。
円座クッションの選び方
おさえておきたい円座クッションを選ぶポイント
①硬さと柔らかさ
・どのくらいの時間使用するのか。
②デザイン(形状、サイズ)
・自分のお尻のサイズに合っているのか。
・普段座っている椅子の大きさに合うのか。
・持ち運びが簡単にできるか。
③穴の大きさ
・患部に対する穴の大きさは適当か。
④素材
・素材は手触りの他自宅で洗濯可能か。
デメリットについてはそれぞれ前述した通りですが、自分の目的と状態に合ったタイプを選びましょう。
産後におすすめの円座クッション
たくさんの種類の円座クッションがありますが、使っていただきたい方は以下の様になります。
●腰痛、痔もちである。
●在宅ワーク、テレワークなど在宅勤務で長時間のデスクワークをしている。
●長時間座っていると腰やお尻がツライ。
●妊娠中、産後
この中でも特に産後の女性には円座クッションは強い味方になることだ期待できます。
出産後も患部に痛みが残っていてクッションなしでは座ることができない。
妊娠中の骨盤の歪みによって産後も痛みや違和感を感じるなどの悩みがある。
上記に加えて育児や家事もあり十分な体のケアができない方のサポートグッズになるでしょう。
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まとめ
◆円座クッションは5つのデメリットがある。
・血流が悪くなる場合がある。
・床ずれにはよくない可能性あり。
・骨盤が傾きやすくなる場合がある。
・高さ調節などの使いにくさがある。
・低反発タイプ、高反発タイプそれぞれデメリットがある。
◆低反発タイプと高反発タイプそれぞれ硬さの違いに特徴がある。
◆円座クッションを選ぶポイント
・使用する時間はどれくらいか。
・自分のお尻と椅子のサイズの確認。
・持ち運びは容易にできるか。
・自宅で洗濯できるか。
◆産後の女性にはとくにおすすめするサポートグッズである。